不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  陽成天皇と皇室の流れ 

不可解な事が起きるのが皇室の常識であり、世間の

非常識である

こんな事を書くとツイッターやフェイスブックなら

間違いなく炎上するか?(笑)


疲れがピークの長屋の爺ですから

思考がまとまらず中途半端な更新になる事を心配しています


「狂人」とか、「犯罪者」のような扱いを受けた皇族・天皇は多い

第57代 陽成天皇(ようぜい)

9歳で即位し、17歳で廃位された不思議な天皇である

「神皇正統記」によれば、性格が荒々しく帝王の器に相応しくなかった

とあり、粗暴な行状が目に余ったからと言われている

「愚管抄」によると、「もののけによる禍がひどく、狂気の振る舞いは

言葉にできないほどだった」とされる


陽成天皇は宮中で殺人を犯したと言う説が唱えられている

冤罪で人の命を奪う事など日常茶飯事の宮中において、天皇が

何らかの理由で「殺人」を犯したとしても、隠蔽するくらいは朝飯前

ではなかろうか・・・

あくまでも形式上では、「病悩」によって退位したことになっている

しかし、退位の前後にはそのような史料も無く、82歳まで存命した

ことから考えても、何らかの力によって「廃位」させられたと考える

ほうが普通だと感じる

じつはこの廃位問題には藤原氏の権力争い、いや兄妹抗争が関係

している気配がある

陽成天皇の母親は藤原高子、陽成天皇の後見人である摂政・藤原基経

の妹だ、その高子は56代清和天皇の妃でもある

その清和天皇は藤原基経の養父・藤原良房によって「女色」に溺れさせられた

過去があり、母として陽成天皇を守ろうと「親政」を目指した気配がある

つまり、兄である基経には好ましからざる状況になる懸念があった

陽成帝の廃位は同時に皇太后の「追い落とし」にもつながって来る

現実に高子は過去の「密通事件」を理由に皇太后を廃位させられていて

実の兄妹であっても、権力の前には「血縁」など何の価値も無いと言う事である


骨肉の争いの根拠は、陽成天皇の後継をみれば理解できる

陽成天皇には同母弟・貞保親王、異母弟・貞辰親王、が居たにも関わらず

天皇になったのは、なぜか2世代前に相当する55歳の光孝天皇であった

同じ仁明天皇系と言っても流れが変わったのは事実である

本来なら、先細りして消えてしまっても不思議ではない傍流である

光孝天皇の流れは、宇多・醍醐・朱雀・村上へと繋がっていくことになる

藤原の権力争いによって、皇統は大きく流れを変え、新たなページに

書き換えられたという見方もできるのである




不都合な人間を排除する傾向は皇室の常識、藤原の常套でもあり

身内の不都合を「ひた隠す」というのは、我々庶民の思い過ごしだろう

(現代の皇室も、不都合は隠し、真実を捻じ曲げる傾向にあるようだが・・)


余談だが、皇太子妃と弟殿下妃の様々な怪情報が飛び交っているが

私は実際の両者を知らないので、どの情報もスルーする立場である

しかし、客観的に考えれば、どちら側の情報が「信憑性」があり、論理的に

納得できるかを言えば、幾重にも重ねられた「ウソ」を纏った

皇太子妃側の言い分に信憑性も整合性も感じられないのである


才ある者は遠ざけられた歴史が皇統には存在するのも事実であり

皇室にまとわりつく魑魅魍魎にとって、好ましいのは「愚鈍な帝」で

頭脳明晰、鋭敏な者は疎まれる歴史が存在する

そして、悲しいかな恵まれない一生を終える親王も数多くいた

いや・・・悲しい運命の親王が殆どだったともいえる


今の日本が「先人たち」の犠牲の上で成り立っていると言うなら

今の皇室は「悲運の親王」の犠牲の上で続いてきたと言っても

過言ではない、批判を覚悟で言うなら、血塗られた歴史と悲哀の

歴史の上に天皇家は君臨していると思えなくも無いのである。

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