不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  日本語のルーツと音の難しさ 

漢字で考える習慣になっている現代人だが

その効能はさまざまである

同じ言葉でも漢字で表記すると意味が凡その処で具体化する

日本語には同音異義語(音は同じで意味が異なる語)が多い

そういう意味からすると、漢字は便利な道具なのだが

その言葉の持つ「本来の意味」が失われていくこともある

その集大成が現代の日本語だろうと思っている


私は古代日本人はいくつもの種族(民族)が、各地域に住み分かれて

いたと考えていて、日本列島の原住民は蝦夷と呼ばれる狩猟民族

だったのではないかと思っている

それを遡ればどこからか流れ着いた移民かもしれないし

ルーツは一つだけではないと言うべきか・・・


九州に天孫が降臨したと言う神話も、結局は九州南部に漂着した

異民族が次第に勢力を増したと言う事だろう

その呼び名の一つに【熊襲(くまそ)】と言うものが有る

熊を襲って食べてた民族のように思ってしまうが、私はこの民族は

海の民だと考えている

クマ とは【私は泳ぐ】 という意味に解釈できるアイヌ語である

さらに、クマソ となれば、【漂流民】という意味になる

(あくまでも私の解釈であるが・・・)

天孫が降臨した地であるはずの九州南部の民が、どうしてたびたび

反乱と言う形で中央に反抗したのか?

もしかすると天孫降臨は九州ではなかったか、あるいは九州にたどり着いた

王族とは違う王家の支配が後になって君臨し、その王家に反抗したのかも

しれない

【隼人(はやと)】

九州の熊襲と同じと言われているが、詳しい事はわかっていない

ハヤト とは、「はるか頂にのぼる」という意味のアイヌ語かと思われる

ハ ヤン トォ 高千穂に降臨したのはおそらく

隼人族の祖ではなかったか・・・・

隼人族の中にもいくつかの種族に分類されるようで、その中の

「阿多(あた)族」と言われる人々が居る

阿多隼人とか吾田隼人ともいわれる人々だ

ア とは自分の事を指したり、自分達の事を指す言葉だ

タ とは採取する、掘ると言う意味であり、なにを採取していたのかは

不明だが、カネ(銅などの鉱石・水銀などか?)だった可能性もある

もう一つ、 アトゥイ という言葉があり、【海】のことである

此処にも 隼人 が海に関係する民である痕跡のようなものが残っている

阿多 は日本の中部から関東にかけて、その痕跡を残している

それが、熱田であり、熱海であり、熱川であると考えている

例えば、熱田(あつた)で言えば、アチュイ・アトゥイ 、が海を指し

タ は掘る・採取することで、海に住む狩猟民族の気配を残している


ヤマトと言う言葉にしても、その意味を明確に説明するものと遭ったこ

とが無い長屋の爺である

爺論で言うと、ヤマト とは・・・

ヤム・アトゥイ 或いは ヤン・トオ ではないかと考えている

ヤムアトゥイ は【冷たい海】の意で、中部・関東の海が今より

冷たかったのか?と言うところか・・・(かなり無理があるが)

ヤントオ とは、【はるか遠くの陸に上がる】という意味である

何やら、神武東征を感じさせる言葉に感じるのは考え過ぎか・・


日本の地名は難読なものが多い

どう考えても、漢字の音とは違う字をあてはめたのは、何かしらの

理由があるはずで、「訓読み」のルーツは古代人の言葉にある

そんな可能性を常に感じている

子音(しいん)の変化はアイヌ語にもみられる

さらに、アイヌ語の発音はかなり難解であり、倭人と呼ばれる人々に

その音を忠実に表現することは難易度が高かった

その結果が現代に残る「日本語」の元になっている

そんな妄想をしている


文字が先にあったのではない

音が先にあったのである



その音に見合う「文字」を後世の日本人があてはめたに過ぎない

私はそう信じている
関連記事
スポンサーサイト

COMMENT FORM

  • URL:
  • comment:
  • password:

Trackback

トラックバックURL:http://theangerheart1182.blog.fc2.com/tb.php/884-3600c5b9


back to TOP