不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  日本書紀から考えたこと 

朝晩 涼しくなって・・・というより寒くなって

お酒の美味しい季節がやってきましたw

お酒と言えば【お神酒】ですが、以前にも 御神酒は当て字なのか?

の記事で取り上げたことを捕捉することを思いついた

どうして「神の前」に御神酒と称する「酒」を供えるのか?

いや・・神の前に供える酒をどうして「おみき」と言うのかである


大己貴命は大物主神であり、大国主神でもあるというが

どうして神前に酒なのかと言う疑問が頭から離れない・・・



神さまと酒と言うと真っ先に思い浮かぶのが、ヤマタノオロチ

の神話である

特別に醸した【酒】を飲ませ、酔ったところを殺した・・・

酒はヤマタノオロチの大好物だったと考えていいだろう

「酒」は強いものを制する力を持つ、特別なものと言う事になる


ヤマトにかつて都祁村という所が在り、その村の中心に神社があって

その神社には古い大きな八岐大蛇退治の絵馬があり

近くには奇稲田姫(くしいなだひめ)の父母・足名椎(あしなづち)、

手名椎(てなづち)の祠が在るという。

『出雲神話の八岐大蛇退治はこの地で行われた』

村人はそう言っているとあった


大国主神と素戔嗚尊、そして猿田彦と天照大御神の関係を

推理することが鍵になるような気がしている


スサノオがヤマトに居たと言う仮定で考えてみたい

スサノオは八岐大蛇を退治した後、消息が消えている

何処へ行ったのか? 生きているのか死んでいるのか?

ところが、日本書紀に依ればスサノオの六世(七世)の孫が

大国主だと言うのである

その大国主がスサノオの娘・スセリビメを妻にしたとされる

笑いたいのを我慢して先を考えてみたい・・・

ところが、スサノオはアマテラスの弟であるから「天津神」だ

一方、大国主はというと「国つ神」の代表である・・・

支離滅裂な関係になっていることは理解してもらえると思う

なぜスサノオはアマテラスの弟なのに酷い扱い方をされ

伝えられているのだろう・・・

ここに神話の「致命的な綻び」が隠されている気がする

(これについてはさらに考えて、書いてみたい・・)


さて、次に「天照大御神」は女神とされている

しかし、世界を見渡しても女性の太陽神など居ない

太陽神は「陽」であり「男性」を象徴しているのである

(漢字で考えるから迷路に陥るので、これ以降は「カナ」で

書いていきたい)

アマテラスとは文字通り 天を照らす のであるから

太陽神では無い事になる

太陽神ならば アマテル と言わなければ理屈が通らない

天上に輝き照る神だから アマテル なのである

アマテラスとは太陽神を祭り世話する「巫女」のことだろう


では太陽神とは誰なのかは別に考えることにして

猿田彦 を考えてみたい、日本書紀には「天地を照らす神」

と記されている、天と地を照らす神と言うのだから

太陽神であることが想像できる

猿田彦が太陽神だと言うのは理解できるが、なぜ先導した

などとされているのか?

おそらく、猿田彦は伊勢地方で崇拝されていた土着の太陽神

だったと私は思っている

なぜ先導役だったのかは、大和には他の太陽神が居て、その太陽神に

伊勢の地を譲り渡した、あるいは奪い取られたからではないか

その太陽神こそ【饒速日命(ニギハヤヒ)】だと私は考えている

ニギハヤヒは神武天皇にヤマトを譲り渡した先住の天津神だという

ニギハヤヒとはヤマトの太陽神であったのでは無いかと考えている


私の個人的な考えではあるが、日本にそれまであった書物の

天皇記とか国記、帝紀や本辭と言ったものから部分を抜き取り

体裁を施したものが「日本書紀の原型」だろうと考えている

蘇我蝦夷が火を付けて燃やしたのではない

持統帝と不比等の手によって、古代日本の歴史は消されたのだと

長屋の爺は固く信じている


次回は「神話の正体」を考えてみたい・・・(不定期です)
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