不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  牛乳と匂いと日本人 

面白い考察を見かけた

匂いに関するもので、なるほどと感心してしまった


人間の味覚は嗅覚と視覚に左右されているという

目を覆い鼻をふさいで食べ物を口に入れると

それが何だか判らない人が急激に増えるそうだ


牛乳と日本人

牛乳は万葉の時代から飲まれてきた・・・

通説ではそういう事なのだが、これは飲料として

日本人が飲んでいたわけでは無い (信じますか?)

これは「薬」として、「健康食品」として使用されてきたという

いわば、現代の「青汁」のような位置づけだろうか

私が「牛乳」を初めて飲んだのは小学生の中頃だったでしょうか

生まれてすぐに「山羊」の乳で育ったのですが、近隣に牛を飼う人も

牛乳を売る店も無かったように思う (たぶん)

脱脂粉乳というものはありましたが、それを牛乳といえるのか

私には判断できません


私は毎日コーヒーを飲みます

お店でコーヒーを飲むのは友人がオーナーの喫茶店だけ

他所ではコーヒーは飲みません

その友人の店は車で30~40分の場所にあり、毎日通うことは

できません

しかし、それではコーヒーが毎日飲めないことになります

そこで私は、インスタントコーヒーで我慢するようになりました

仕事のある日でも一日4~5杯、休みの日には6~10杯ほど

呑みます (中毒・依存症かも・・・)

とうぜんながら砂糖やミルクは入れません、ブラックです

皆さんはコーヒーに入れる「ミルク」「フレッシュ」をご存知でしょうか

  そんなこと知っているわよ!

そう言うと思います・・・けどw


我々(私以外の人)が頻繁に使っている「コーヒーフレッシュ」

これは日本独自のモノだって知ってました?


フレッシュが何からできているのか知ってる人は多くない気がします

フレッシュミルクって、【植物油】を白くしたものが正体だそうです


通常コーヒー専門店や喫茶店で「ミルク」として出てくるのは

「ミルクピッチャー」に入れられた【生クリーム】です

本来はこの「生クリーム」こそ正当なミルクなのです

(これを冷やして泡立てるとホイップクリームになりますよね)


ですから、コーヒーにドバドバとミルクを入れるのも何というか・・


ミルクをちょっぴり入れることで、コーヒーの香りと、濃縮された

ミルクの香りが相まってコーヒーの味を引き立てていると思います


ですから街で「こだわりの珈琲」という看板のお店で、パックされた

フレッシュを出す店は、こだわりも誇りも無い店かもしれません(笑)


しかし、日本人はフレッシュのほうが好きという方も多いそうです

バターよりマーガリンという方が多いのと同じことなのでしょうか?

どちらが良いということではなく、好き嫌いの違いと言う事なのでしょう


昔、JR千葉駅の裏にあった珈琲専門店のマスターの薀蓄を

聞くのが楽しみでした・・・(記憶がかなり薄れていますが・・)


さて、牛乳ですが、牛乳の匂いが苦手な人もいます(私もです)

10代の若者の50~60%は牛乳が好きといいます

嫌いな人は15~20%だそうで、残りはどちらでもないようです


では社会人になっても、牛乳を飲み続ける人はそんなに多いの

でしょうか?

日本人で牛乳が美味しいと思って飲んでいる人の割合は

高くないそうです

その背景には「カルシウム」とか「骨にいい」とか「健康のため」

とかいう理由づけして飲んでいるような気がしてます


日本で牛乳が美味しいと「がぶ飲み」していた人物がいます

水戸藩主【徳川斉明】だそうです

毎日五合の牛乳を飲んでいたと言いますから、大好きだったのでしょうね

ところが、藩主が口に入れるものは、毒味する仕来りがあります

家臣は皆、牛乳を口に入れることを嫌い、仕方なく主治医が鼻をつまんで

毒味したそうです(笑)

戦国時代や江戸時代に日本に来た宣教師たちも、日本人は牛乳を

好まないと本国に伝えています

日本人にとって牛乳は「美味しい」ものでは無かったのでしょう


日本人が「美味しい」と思って口にした乳製品は「アイスクリーム」

が最初だったようです

日本人が牛乳そのものより、加工製品を積極的に口にする要因は

匂いにあるのかもしれません


どうしてなのか?

日本の牛乳は西洋人からすると「臭い」といいます

その匂いの原因を業者も科学者も知っているのだそうです

それは・・・殺菌法に関係があると言います


そういえば、牧場で「搾りたて」の牛乳を飲んだことが

ありますが、臭くなかったし美味しかったような記憶があります


牛乳の殺菌法には三種類あるそうで

* 低温長時間殺菌

* 高温短時間殺菌

* 超高温瞬間殺菌

日本の殺菌法は【超高温瞬間殺菌】といわれています(94%)

海外では高温短時間と超高温瞬間が半々だそうです

牛乳を80度以上で加熱すると【加熱臭】が発生し、その加熱臭が

「匂いのもと」になり、牛乳が嫌いになる原因だそうです


では、低温で殺菌すればよいではないかということになりますが

事はそう簡単ではありません

この殺菌法には70年以上の論争があり、いろいろな関係者が

様々な主張することによって、決着も結論も出ていないようです


例えば、消費者団体や中小のメーカーは、低温のほうが栄養価が高く

新鮮な牛乳といえる (ただしコストは高くなり価格も相応に上がる)


大手メーカーや食品関連科学者は、殺菌法に依る栄養価の違いは

無い、低温では完全に滅菌できないから安全性に問題がある

超高温はコストも低く庶民の味方だという


たしかに殺菌法によって栄養価が変わることは無いそうです

コストも大手メーカーが言うように高温のほうが低くなり

価格にも反映されるようですが、問題は「風味(匂い)」の

問題でしょうか・・・


骨粗しょう症と牛乳の関連は世間で言うほど確かなものではない

そういう説もあります

日本で最も牛乳を飲まない県は、北海道と沖縄だそうです

沖縄は別としても、北海道の人の骨粗しょう症の割合は低い

そうですから、牛乳を飲まなくたって、骨粗しょう症になるとは

決まってないことになりますね・・・


さて安全性の問題ですが、これも水掛け論のようになってしまい

結論など出ないのかもしれません

ただし、低温では確かに100%の滅菌はできないですが、健康に

害を及ぼすような菌を内包した製品を出荷するというのも

偏り過ぎた論理です


ここで忘れてはいけないのは、100%滅菌することがどうなのか

そういう問題ではないかと思います

体に害のある菌さえ死滅すれば、100%でなければならない

理由などありません


そんなこと言ったら、農薬を一切使わずに農作物を作れと

言う事と同じになりますよね、さらに雑菌は100%殺せというなら

刺身などこの世から消えてしまう事になります


過去の牛乳に纏わる事故・事件は殺菌法によるものではありません

そのほとんどが「個人の過失」、「安全意識の欠如」なのです


こんな実験結果があります

低温殺菌と高温殺菌、そして超高温殺菌の牛乳パックを購入して

その場で開封し匂いを嗅ぐと、どんな結果だったのか・・・

低温と高温は「かすかな牛乳の香り」がしたそうです

匂いの鈍感な人には嗅ぎ分けられないような微妙な匂い

だったそうです

そして・・・超高温殺菌の牛乳は開けると同時に強い匂いがしたそうです

この結果を信じるなら、日本の牛乳は「臭い」というのは本当のようです


私は牛乳を飲むと「腹を壊す」ために飲みませんから、スーパーでも

気にかけたことすらありません

もし、スーパーでパッケージに「超高温殺菌」ではなく、「高温殺菌」の表示

の牛乳を見かけたら、一度飲んでみてください (結果が知りたいw)


この記事に今一つ、自論が出せないのは、私が牛乳を飲まない人間

だからかもしれません

たかが牛乳 されど牛乳 そんな牛乳に纏わる雑学でした。
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牛乳

給食で必ず牛乳が付きますね。
息子も牛乳は好きなようです。
保育園でも3歳未満児は朝と昼牛乳を飲ませます。
延長保育でも飲ませます。
こうやって牛乳に抵抗のない子どもが増えていくのでしょうね。

私はコーヒーに牛乳を入れて飲みます。
ブラックはきつく感じるので。
コーヒーフレッシュもマーガリンも避けています。
牛乳も諸説いろいろありますね。

2015/11/15(日) |URL|うーすけ [edit]

牛乳を飲ませる理由は不明

うーすけさん こんにちは

何で牛乳なのかすら根拠が曖昧だったりしてw

平安ころまでは乳製品は作られていたようですが、以降鎌倉時代には作られなくなったようです

牛乳の話もあまり無くて、好んで飲まれてはいなかったのでしょうね

どうして義務教育に牛乳なのか? 誰かの陰謀?GHQの指示?

2015/11/16(月) |URL|長屋の爺 [edit]

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