不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  躾けと神さまと天皇 

今日で11日連続の晴天だという

朝晩は肌寒さを感じるようになったとはいえ

昼中は汗ばむような陽気である


今年の祭りの花火は例年より寂しい姿だった

威勢の良くない、途切れ途切れの花火の打ち上げに

終わったのかと思えるほど、打ち上げの間隔があき

興ざめして途中で帰る人もいた

聞けば、今年は例年ほど「寄付」が集まらず苦肉の

打ち上げ方をしたようだ・・・


マスゴミの言う事とは逆に、私の周りでは「景気回復」など

実感できないでいる様子が窺える


私の住む町内では、世間並みに「老齢化」が進み、年金暮らし

の世帯が圧倒的に多い

それでも数年前までは、生活費の中から「住民の付き合い」と

して、それなりの寄付を続けてきたのだろう

年金は上がらないのに、生活費とくに消費税増税分がジワリと

ボディブローのように効き始めてきたようである

金が無いわけではないと思うが、先行きに不安を感じ

財布のひもを締めたと言うところか…


財務省は「カネが無い」といい、財政は危機的状況だと

国民に不安を与える言葉を発し

首相は行く先々の国で、財政支援を約束してくる

どうやら政府自公党の財布と、国家・財務省の財布は別のようだ


今日、久しぶりに他人の子供を叱ってしまった

相手は小学生二人

鉄道高架下の砂利(砕石)で整備された駐車場で

綺麗に敷き詰められた砂利をアスファルト道路に向かって

大量に蹴り出していたのだ

少々のことではいい歳をした爺が、幼い子供を叱るようなことは

しないのだが、その様子が尋常でないほどの時間と石の量

だったものだから・・・つい大声で叱ってしまった

ふてくされた態度で、外に蹴り出した時と同じ仕草で駐車場の中に

蹴り入れていた(笑)

当然の如く 謝罪の言葉など無く、終始無言で立ち去って行った

今の日本人を象徴する出来事のような気がした


親が子供を注意するときの決まり文句は・・・

「オジサンが観ているからヤメナサイ」

「オジサンに怒られるからやってはダメ」

「見つかったら 叱られるからヤメナサイ」

この言葉を自分の子供に言ったことある方も多いと思う

これが今の日本人の現実かもしれません


どうして「やってはいけないのか」を教えず

第三者に叱られるから「やってはいけない」と教える親たち

理屈に合わない教えによって、子供たちは「見つからなければOK」

という、頓珍漢な理屈で武装してしまう


これは昔のおじいちゃん、おばあちゃんが孫たちに「常識」と

「モラル」を【お天道様】に結びつけて伝えたことが、今では

だれも伝える人が居なくなったせいかもしれない

見知らぬオジサンなら、見つからなければ大丈夫という

浅はかな思考に陥ってしまうことは目に見えている


人なら欺くことができるが、神さまは欺けないという理屈を

昔の老人は先人から伝えられてきて、さらにそれを次の世代に

伝えてきたのだろう


しかし、あの時から・・・神さまは日本に居なくなった

【現人神(あらひとがみ)】

日本では天皇は皇祖神と一体という観念があり

大きな意味では「人であり 神である」のが天皇という存在だった

しかし、そのような観念が有っても、庶民にとっては「神は神」であり

「天皇は天皇」という認識で時を経てきた

ところが明治になり、「「天皇ハ神聖ニシテ侵スヘカラス」という

言葉で、庶民に対してまで「天皇=神」を浸透させた


その後、大東亜戦争が終わった 昭和21年1月1日

昭和天皇は勅書を出した

世に言う 【人間宣言】 といわれるものだ

ここで断っておかなければならないのは、昭和天皇は人間宣言した

わけではない、この勅書は「新日本建設に関する詔書」と言われるもので

ここで昭和天皇は「人間」という言葉も、「神格否定」など行っていないし

そもそも昭和天皇は自分自身を「神」などと思っていなかったのである

初めから人間であったのだから、今更人間に戻る事などあり得ない話


朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、

単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。

天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、

延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ


   《新日本建設に関する詔書より抜粋》


つまり、天皇と国民は神話や伝説に依っての関係ではなく、

「信頼」と「敬愛」によって今までも、そしてこれからも強く結び

ついていき、天皇を現御神(あきつかみ)として、日本民族は

優れていて世界を支配するべき運命などと言う事も架空の

事で事実ではない、というような意味ではなかろうか・・・


それを世界の国々では「天皇の人間宣言」として評価した

と言う事だろう


私は思うのだが、日本国民は 天皇=神 として教育されてきたから

人間宣言した天皇を観て、「神」の行方を見失ってしまったのでは

無いかと考えている

日本人の「モラル」、「大人の常識」「日本人の生き様」としての

バックボーンだった「神さま」を見失うだけでなく、心の中から

失くしてしまったのかもしれない・・と最近思うようになった


日本人として「やってはいけない事」を諭すために「神さま」がいた

日本人として「知っておかねばならない事」を教えるため「神さま」がいた

日本人として「率先してやらねばならない事」のために「神さま」がいた


だから・・・日本では古来より【神さまは必ず観ている】といい

【お天道様が観ている】という、素朴な教えがあったのだと

私は思っている。
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出てこい石原莞爾!

お早うございます
今日、日本シリーズの開幕戦です
下馬評はホークスですが
私はヤクルトを愛飲しておりましゅ・・・?
短期決戦は
胸を借りる方が有利です
『失うものがない』
『駄目もと』
オラは貧乏人の潔さで負けなしです・・?


彼の国には躾はありません
お天とう様は日の丸だからです
餓鬼が、もとい子供が小川に石を投げておりました
その先には鴨が・・・・
私の台詞は
・ダセェー!
・弱い者いじめは馬鹿面にナルデェー!
・もっと大きな石を投げんかい!
バツが悪そうにして止めましたが
止めなかったら
『親の所へ連れて行け』と言うところでした
昔だったら
問答無用で拳骨でした・・・・
情けない世の中です。

2015/10/24(土) |URL|ハシビロコウ・ウナ [edit]

壊れた社会

ウナさん こんばんは

先日、ラーメン店で注文したラーメンが来るのを待つ親子連れがいました

父親も母親もスマホに夢中で、二人の子供はといえば、携帯ゲームに夢中でした

そこには「大人と子供、親と子」の姿は見えませんでした

日本は何処へ行くのでしょう?

2015/10/24(土) |URL|長屋の爺 [edit]

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