不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  人民皇后と藤原氏 



人には他人には告げられない過去の「秘密」の一つや

二つは持っているものだと思う・・・そして

秘密の内容に重大さがあるのではなく

秘密にすることに大きな意味があると私は思っている



藤原不比等

持統天皇に重用され、出世街道を駆け上った

稀代の貴族であり、現代にまで及ぶ「藤原氏」繁栄の

基礎を作った人物である


現代では「能力」さえあれば、出自や家柄に関係なく

成功者となる事は当然だが、この当時はすべての

基準が出自と他家との力関係に左右された時代であり

有力豪族の子弟や、皇族の縁戚に連なる物が重用

された時代だったのである


通説を信じるならば、不比等は中臣鎌足の子である

いくら父親が天智帝の側近だったとはいえ、天武朝になった

時代に宿敵の重臣の子息が世に出ることは珍しい話

だと一般論として感じてしまう・・・


どうして持統天皇は無名の不比等をあそこまで重用

したのだろうか・・・

私の自論は、藤原姓は持統天皇が不比等に与えた「姓」だと

信じていて


鎌足の話は後世の「騙り話」(捏造)だと感じている


どうして野の者とも山の者ともつかぬ不比等が頂点に

登る事が出来たのか・・・

持統天皇の即位の経緯も不可解であるが、それ以上に

天武天皇が目指した「親政政治」を根本から覆すような

不比等の重用を持統天皇は行ったのかなのである・・・


一説には、不比等は鎌足の実子ではなく、天智帝の

落胤(らくいん)であったと言う説がある(信憑性は無いが)

この話が本当なら、持統天皇と不比等は姉弟であり

親政政治に齟齬をきたすものでは無い話になる

正直に書けば・・・

前回、美智子皇后が平民から皇后になった初例だと

書いたが、その根拠になるのが不比等落胤説による

ものなのである


もし・・・この落胤説が信憑性の無い戯言なら、もう一つの皇室史

が書けてしまうことになる


不比等が実は「鎌足」の息子であったとすると、鎌足自身の

出自が謎であるから、「出自の不確かな血筋」という表現をさせて

もらう事にする

そうすると、その娘である「光明子」が聖武天皇の皇后となったのは

日本史上初の「人民(じんみん)」出身の皇后という事になる




さらに、鎌足が百済王・豊璋だったと言う説をとるなら

半島人の子孫が皇后に就くとう前代未聞の歴史になってしまう

そして、半島によるヤマト王家の「乗っ取り計画」という側面をも

見せてくるのである



これが、あながち戯言と一蹴できない理由は、戦後の日本が

半島勢力によって、どのような姿になったかを観れば

その可能性を否定することを憚ってしまうのである


歴史は繰り返す

藤原の根は現代にも旺盛な動きを持ってこの日本を

動かしている

近代では「近衛文麿」という人物が、昭和天皇の御前で

椅子に腰かけ足を組んだまま天皇に上奏したというくらい

横暴を極めた一族である

近衛家、九条家、二条家、一条家、鷹司家を称して

【五摂家】と呼び、藤原氏が「天皇にもっとも近い一族」

として君臨した時代があったのは事実である


近年では「細川護熙氏」という首相が居たが、彼もまた

藤原の血筋を引いた人物なのである

(ちなみに、護熙氏の実弟・護輝氏は近衛家に養子に入っている)

五摂家ではないが、一ランク下の清華家である【西園寺氏】も

藤原一族である




ある人が、あの兄弟全然似ていないわね・・・

そうつぶやいたが、私は何を馬鹿なことを・・とその時は相手に

しなかった過去がある

女性ならではの「直感」だったのか?

似てない兄弟ならこの世に沢山いるだろう・・・

三流ドラマだったら、病院で「入れ替わり」とか、死産の子の

身代わりを用意されたとか・・・冗談だが(笑)




話を戻そう・・

さしずめ、群衆に向かって石を投げ入れたら、藤原に当たる・・・

これも以前書いた「血の濃さ」「先祖の数」から考えれば

あり得ない話でもない・・・


藤原氏が単なる群臣の一族という視点で考えれば、美智子皇后の

入内の先例は、かの有名な【藤三嬢】こと藤原光明子だったと言う事

になる

その光明子はといえば、歴史では「慈悲・慈善の人」、という評価であり

その反面「藤三嬢」と署名するなど、藤原の娘であることを前面に押し出し

気の強い気配も見せている女性である

記紀に「好人物」と書かれた人は、その反対に最悪の人物だったという

説もある

書き残すには「書き残すだけの理由」があるはずなのだ


強い権力をその笑みの陰に隠しながら、有無を言わさぬ強気の

言動をする・・・私は、光明子とは聖武天皇を振り回し、意のままに

動かし、洗脳した女性と思っている

自分の兄弟・身内の栄華のために、慣例など無視するような

強引な一面をものぞかせるような・・・「鬼女」ではなかったか



こうして振り返れば、「開かれた皇室」というのは

誰のために開かれたのかという疑問がわいてくる

昨今の皇室の醜聞を見聞するにつけ、私たち国民に

開かれたのではないことは明白であり、一部の人間にだけ

大きく開かれた皇室の門戸であるような気がするのは

どうしてなのか・・・・


藤原氏は千年をかけて、日本を牛耳ってきた・・・

第二の不比等は皇室を何年かけてその手にするつもりなのか


現代の「人鬼」が日本の皇室を狙っているという

はたして平成の「桃太郎」は現れるのだろうか?

鬼退治には「団子」と「家来」が欠かせないのだが・・・

さてさて どうなる事やら・・・・。




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