不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  昨日の出来事 そして江戸時代考証 

昨日はどうやってもブログ閲覧もブログ更新もできず

3時間の格闘の末、ネットは諦めて「不貞寝(ふてね)」を決め込んだ

兎に角、何度も挑戦してホーム画面は表示できるのだが

そこからどこにも行けず《このページは表示できません》の繰り返し

今日も、先ほどまで《表示できません》だったのだが、突然に

このページに来ることができた(笑)

パソコンのせいか、WiMAXのせいなのか、誰かの陰謀なのか?


江戸の時代考証の間違いのつづきです・・・

仇討ち物は日本人の「判官びいき」の琴線にふれるのか

今でも人気のあるジャンルですが、これについても

大きな誤解があると言う

仇討ちは武士の特権ではない

江戸時代に武士以外の仇討ちは知られているだけでも

30件ほどあるという

その内、百姓(ここでは農業専従者とする)が特に多い

どうして百姓が多いのかは不明だが・・・

仇討ちは武士限定ではなかったことは確かなようである


江戸に住む主君を持たない武士のことを「浪人・牢人」と呼ぶ

武芸を修めて「町道場」を営む道場主・武芸者などは

武士の恰好をした《百姓》として分類される

武士の定義とは、幕府から禄(ろく)を貰っている旗本・御家人

など(彼らを幕臣と呼ぶ)

大名家から禄をもらっている者(これを陪臣と呼ぶ)


上記の者以外の「武士」とは、定義としては「百姓」となる


忍者

サミットに合わせて「忍者」を知ってもらおうという企画が出されたとか・・・

この「忍者」もかなり誤解されているところがあるという

忍者と言えば、甲賀(こうか)、伊賀(いが)、根来(ねごろ)が有名だが

それらを称して【御庭番(おにわばん)】と呼んだりする

この「御庭番」という呼び名は八代将軍・吉宗の時代からとされる

それ以前の時代設定で、この呼び名を使う時代劇が有れば「?」と

思っていいようだ・・・

そもそもこの御庭番は、御三家の尾張家と将軍・吉宗の確執から

誕生したようなものであり、八代将軍が紀州出身の吉宗に

決まったのち、後継争いのために陰で暗躍したのが、

紀州家の【薬込め役】と呼ばれる者たちと、尾張家の【御土居下同心】

と呼ばれる者たちであり、その後「御庭番」と呼ばれるようになる

この確執、尾張・徳川宗春の失脚によって、鎮静化していった


忍者のルーツは山野に暮らす山の民【サンカ】だともいう

自然界の薬草に詳しく、毒殺などは得意分野だったのかも

しれない

若くして次期頭領と嘱望された徳川将軍家、御三家の後継候補が

不審死した考えられる記述も伝えられている

はたして・・忍者の仕業だったのかどうかは知る由もない


忍者と言えば【手裏剣】である

これも大きな誤解があると言う

私たちがドラマでよく見る「十字手裏剣」というものだが

四方に突き出た刃をもったもの十字手裏剣

これがどこまで実用されたのか少々疑わしい・・・

「手裏剣」はどうして手裏剣と呼ばれるのか?

手の裏に隠し持ち武器として使う小さな剣ではないか

その名前の由来からしても、どうも本来の手裏剣とは異なる

と思ってしまう

十字手裏剣や六方手裏剣、卍手裏剣など多種の手裏剣が

伝わっているが、殺傷力からいえば、「刃先」に毒を塗って

相手の動きを止めたり、命を奪ったりする道具(武器)である

そのような形状で毒を塗っておけば、誤って自らの命を危険

に曝すことにもなりかねない

毒を塗っていなくとも刃先で指を斬ったりする恐れはある

香取神道流棒手裏剣

これは「香取神道流」に伝わる【棒手裏剣】とよばれるもの

この形状なら刃先を一定にして、革袋などに束ねて持ち運び

手の中に隠せば、腕に隠れて相手に気づかれる可能性は少ない

至近距離からでも容易に命中させることができる


十字手裏剣などは正式には流派として伝わってないかもしれない

これはあくまでも私の個人感であるが・・・



徳川幕府の所領地(直轄領)を「天領」と呼んでいるが

これは間違いであり、正しくは【御料(ごりょう)】と呼ばれた

天領と言うのは明治新政府が都合の良い言い換えを

したものである

また「藩」というのも、本当は【大名領】と呼ぶべきであり

「藩士」とは本当は【家臣・家来】と呼ぶべきものだ

そもそも大名は「藩主」などではなく、【領主・国主】である

だから、幕末のドラマで【脱藩した】という台詞があれば

大きな間違いと思っていい

その当時「藩」という言葉が無いのだから、脱藩できるわけ

無いのである(笑)

1703年より前の時代設定で、「藩」という言葉が使われていれば

「アウト」なのである


機会が有れば、大岡越前や鬼の平蔵なども書いてみたい

と思っています。(あくまでも 古代史の箸休めですが・・・)
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