不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  神話の嘘と万世一系の謎 

神話の嘘偽りを考えてみた

記紀神話の嘘はいたるところに散らばっている

「天孫降臨」というのも、藤原不比等が現実世界

の出来事を、神話に投影させた「でっち上げ」であり

国譲り神話も正反対の逸話を捏造したもの

スサノオの追放話も大嘘であり、アマテラスの流浪も

捏造である

国譲りが嘘だという事を、論理的に説明すると

本当に話し合いが行われて「譲渡」されたのなら

どうして皇孫・ニニギは高千穂などに降臨したのか

真実なら降臨すべき場所は【出雲】でなければ

おかしいのである

譲渡&禅譲で無いからこそ、遠い高千穂に降り立った

そういう事なのである

スサノオの追放も、追放された者が【十握の剣】を持って

いることも、その剣で八岐大蛇を退治することも出来ない

アマテラスから託された【十種神宝】を持っていたからこそ

数々の出来事を行うことができた


総ての【神話】は二つの柱から構成されている

一つは、アマテラス=持統天皇

二つめは、古代の天皇家を凌ぐ勢力(豪族)を

歴史の闇に葬ること

藤原不比等の狙いはその二点だった

アマテラスが注目されればされるほど

真の太陽神は闇に消える

国譲りが「話し合い」で行われたというのも

その陰で血の流れた侵略行為があって

天皇家の「徳」を強調する狙いがある

天孫降臨は持統天皇の孫(可瑠皇子)に

引き継ぐことの「正当性」を示す為に考案した


私は持統天皇まで、女性天皇は存在しなかった

そういう自論を持っている

記紀に書いてあることなど、どこまで真実か

どこから虚説なのかは不明なのである

そのためにも、記紀以前の古書・文書は焚書に

する必要があった

蘇我本宗家の滅亡の時、焼いたのは天智一派

だった可能性は大きい

栄華を極めたとするなら、その業績を残したい

と思うのは人情である

家が廃れ・滅んでも過去の栄光を後世に残す

これが常道だと思えるのだ

ではそこまでして「蘇我氏」「物部氏」「大伴氏」を

潰したのは何か別の訳でもあったというのか?

もし・・もしもである

天皇家がヤマトを治める以前に、古代豪族の誰か

例えば・・「蘇我氏」から「古代大王」が出ていたと

するなら、万世一系を画策する「藤原不比等」に

とって最大の【不都合】だったかもしれない

私は歴代天皇の中の「女帝」とは、本当は蘇我氏

の誰かが「大王(おおきみ)」として統治していた

そう考えている・・・

だから推古天皇の時代に訪れた「隋使」が女帝とは

報告しなかった・・・いや、する必要が無かった

男性天皇だったから、特別不思議ではない話だった

古代中国では皇帝は男性に限られたからである

(中国史上、女帝は則天武后だけである)

中国の政治・規律を見習っていた古代ヤマトで

治める「王」だけ独自色を出す必要性はない

それこそ「仏作って魂入れず」のようなものだ


推古天皇とは蘇我氏のだれか・・・

厩戸皇子(聖徳太子)か蘇我馬子という

可能性もある

皇極・斉明天皇の時代では、山背大兄王か

蘇我入鹿だった可能性もある

蘇我入鹿の暗殺は「天皇殺し」の謀略で

クーデターという事も考えられる

だから天皇殺しの張本人・中大兄皇子は

即位できないで長い年月を過ごしたのである


不都合なオオキミが治めた時代は女帝が

即位していたことにした、その時代は

親から子へ、兄から弟へという世襲ではなく

豪族の総意によって選ばれた時代だったかも

しれないし、豪族の力関係で決まったかもしれない


万世一系に不都合な支配者(祭祀王)は

不比等の手によって、歴史から消されてしまった

私はそう確信しているのである

                   
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