不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

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◎  時間外労働と人生(#998) 


東大を出て電通に勤務していた女性が自殺したという

ひと月100時間を超える時間外労働とはどういうものか・・・


私も20代前半のころ、ひと月100時間以上の時間外労働を

一年以上続けた過去がある

残業手当が基本給を上回り、ほぼ2,5人分の手取りになっていた

むろんその内には「サービス残業」は含まれていない

給与計算の算定で表示される時間と金額である


私は学歴も無い中途採用の若造であり、プライドも無ければ

その企業にしがみつく気もゼロだった

ただ・・・そのころから「できません」という言葉が大嫌いだった

やらないうちから「できない」という事に、自分自身が納得できない性分

つまりは・・・馬鹿であり 救いようの無い人間だった


幸い私は自殺も過労死もせず、役員と口論の末その後転職した・・・・

だが体は問題ないが、心(精神)はかなり壊れたと思っている

(現在の爺を観れば納得してくれると思うが 笑)

100時間を超える時間外労働をするには、まず早出をする必要がある

8時出勤の企業なら6時にはタイムカードを押していなければ厳しい・・・

残業も定時17時半ならば20時から21時までは最低仕事をすることが前提だ

これを週休2日でこなすと100時間は達成できる

*私の場合はこの他に徹夜勤務と休日出勤があり、正確には示せないが

電通の彼女の倍は時間外勤務をしていたことになる

何故私が時間外労働をすることになったのかは、同僚が病気退社

して欠員が出て、特殊な業務内容だったので後任が採用されるまでの「繋ぎ」

としての代打だったのである

ところが私が二人分をこなしてしまうと、企業も真剣に後任探しをせず

ダラダラと一人二役勤務が続いてしまった

その当時の睡眠時間は平均4時間程度・・・・・

若かったからできたことだろうとは思っている

私はいつでもその業務から「抜ける(退職)」ことができたから、悲壮感もパワハラも

存在していなかった(笑)

そんな状況が続くと当然のこととして労働基準監督署に眼をつけられてしまう

経営者はさすが「猿ものひっかくもの」である

私を入社二年にして管理職にしてしまった

数百名の社員を抱える中堅企業の本社管理部総務課である

前代未聞の出来事に、私は現場や別部署の諸先輩から想像以上の

妬みや嫌がらせを受けた・・・

30代の社員がもらう給料より高い手取り額なのだから、妬みを感じないほうが

どうかしている話ではある

私はその当時、学校を卒業した地域ではなく、生まれ育った土地に帰っていて

友人も居なければ、特に家でやるべき事もなく、遊びたいという意識も無かった

だから仕事が趣味であり、仕事が友達だった

つくづく、その当時も一人が好きな性分で良かったと今は思っている

友達が多くいる「地元」であったなら、我慢もできず悩んだり途中で離脱したかも

しれないし、心がぽっきりと折れて彼女のように最悪の結果を選んだかも・・・・

しかし

長屋の爺は性格と根性は曲がっているが、覚悟と責任感だけは持っていた

打たれ強い性格と仕事に対して「苦労」とは感じない「生い立ち」が影響したのかも

しれないとは思っている



 婆(ばば)死ぬ 嬶(かか)死ぬ 倅(せがれ)死ぬ 孫(まご)死ぬ

この言葉は江戸時代末期の曹洞宗の禅僧・物外不遷(もつがいふせん)がある殿様

から正月用の掛け軸を依頼されて書いた言葉だという

正月のおめでたい日に掲げる掛け軸には相応しくないと思えるのだが・・・

物外は「人は年齢順に亡くなっていくのが、いちばん悲しみが少ない」ということを

言いたかったようなのです

このことから、人は必ず死を迎えますが

「死を不幸ととらえず、後悔しないように毎日を精いっぱい生きるように」

物外和尚はそう教えてくれているということです




災難に逢う時節には 災難に逢うがよく候

さいなんにあうじせつには さいなんにあうがよくそうろう

死ぬる時節には 死ぬがよく候

しぬるじせつには しぬがよくそうろう

是はこれ災難をのがるる妙法にて候

これはこれさいなんを のがるるみょうほうにてそうろう


これは自然体で生き、子供をこよなく愛した良寛和尚の言葉です

これは1825年 新潟で起きた1500人の犠牲を出した「三条地震」

で良寛の住む地区は被害が少なかったのですが、友が暮らす地域は

被害が大きく、その友人に充てて書いた見舞いの手紙の一文だと言います


人は非常事態になったとき、其処から何とか逃れようと抵抗します

しかし、もがけばもがくほど「死」への恐怖心が増していきパニックに

陥るといいます

良寛は「腹を決めて現実を素直に受け入れなさい」

「自然に逆らわず受け入れることで、心の安らぎを得ることができる」

と言いたかったようです

しかし・・・実際に体験したら、素直になれるものかどうか・・・

長屋の爺は人間ができていないので(笑)


このブログもあと2回の更新で区切りとなります

終わるとなると「あれも書きたかった」「あれは中途半端のままだった」

そんなことを思いだしています

多分気の利いた内容のブログにはならないような気がしていますが

最後に「みそ」をつけないようにだけ、気を付けて締めくくりたいと

思っています

今月中には1000回更新を達成できそうですが、ブログはしばらくの間

放置状態にしておく心算です



永い間 訪問ありがとうございました(気が早い?)

寒暖の差が激しくなりました、お体ご自愛下さいますように (長屋の爺)
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