不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  台風と「おもてなし」 


また台風が九州に上陸するとか・・・・

尋常でない事は国民の多くが感じ始めている最近

高齢のため公務が負担になっていると言いながら

一般社団法人照明学会創立100周年記念祝賀会に出席したと

報道があったのは、何かの間違いだろうか?

一般社団法人の祝賀会と公務のどちらが天皇の務めなのか?

と言ってみたところで、「ごまめの歯ぎしり」だろうけど・・・


台風は本来 【颱風】 と書かれていたが、戦後旧字廃止に伴って

台風と書かれるようになった

颱風という漢字は17世紀の台湾の 【林 謙光(リンケンコウ)】によって

使われ始めた言葉とされる

台湾のある地域では正月から四月に吹く大風のことを 颶 (ぐ) と呼び

五月から八月に吹く大風の事を 颱 (たい) と呼んだ

*ちなみに日本では 颶 (ぐ)の漢字は「つむじかぜ」と読む


日本で颱風(台風)という言葉が使われ始めたのは明治末期からであり

それまで日本では台風の事は【野分(のわき・のわけ)】と呼んでいたのである


タイフーンは台風が語源という俗説があるが、間違いである

タイフーンの語源は諸説あるが、ギリシャ神話に出てくる怪物typhon(テュポン)

からギリシャ語という説、ペルシャ語の「嵐」を意味するtufan(チュファン)だとする説

などがあり、typhoon(タイフーン)という英語は16世紀には既にあったとされる


最近やたらと目にする言葉に【おもてなし】というものが有る

「おもてなし」をはき違えているものも多く、それらを含めて氾濫状態である事に

少々残念な気持ちがしている

おもてなしと言う言葉の意味は深く、正解など無いとも言えるのだが

辞書に書かれている「もてなす」とは微妙に違うものが日本人のDNAの

なかに潜んでいて、もっと精神性が高い言葉だと感じている


私流に考える「おもてなし」とは、パフォーマンスでもなければ、ショーでもない

「私」「我」を後回しにした、相手に対する「思いやり」と「コミュニケーション」

の表現法ではないかと・・・・

贅(ぜい)をつくすことが「おもてなし」ではない

豪華絢爛である事が「おもてなし」にはならない

相手に心を寄せることが「おもてなし」の基本ではないかと思っている


立派な「箱もの」や、新しい「道路」を造る事が「おもてなし」とは言わない

ぜひ東京五輪の「おもてなし」は細かなところで外国人に配慮した

「下ごしらえ」をして、精一杯「腕によりをかけて」、日本の伝統を前面に出し

日本らしいおもてなしを提供してほしいものである。

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