不必要な善意 

わが庭の 宮居に祭る 神々に 世の平らぎを いのる朝々 (昭和天皇)

◎  お酒は温めの燗がいい 

“北の終着駅”廃止の前に旅愁しみじみと~留萌本線・増毛駅


私の子供時代、数少ない海の思い出が「浜益」、「増毛」であり「小樽」である

私が海を初めて観たのが「小樽」で、初めて塩水に体を浸したのが「増毛」なのだ

半世紀も前の事で記憶は断片だが、増毛には滝川から雨竜、北竜を通って留萌へ

留萌から南下して増毛に行った気がする

浜益の方が近かったが、おそらく大人の事情で(笑)

増毛の方に多く行ったのかもしれない

小樽の記憶は大きな岩が並ぶ海岸で岩に寄りかかって撮った写真が残っていて

当時4歳くらいだったろうか、人生初めて観た「日本海」の白波だったのだろう


北海道の夏は短い

年に一度行けるかどうかの海水浴、どうしても思い出は深くなる・・・

交通事情が悪いため、当時珍しかった自動車を持った人が近くに居るか

どうかで、海水浴ができる子供とできない子に分かれたような気がする

私の場合は恵まれた親類縁者の恩恵に浴した側である



海に行きたいか、山に行きたいかと問われれば、私は迷わず・・山と答える

海を見ると胸の中がざわついて微かな不安を感じてしまう

山の中に居れば、不思議と気持ちが落ち着いて、大きな「もの」に抱かれている

そういう気分になれるのだ


日本人は海の彼方からこの地に流れ着いた民族かもしれないし

人間そのものが海の中から生まれたからかもしれないが

海に囲まれているとはいえ、海の歌謡が多い事が当たり前になっている


海の景色を見ながら酒を呑むと言えば、その情景が浮かんでくるが

山の木々の間に身を置いて、熱燗の酒を呑むなんて想像できないではないか


深々と降る雪の夜、暖炉やストーブの前で呑む酒なら納得できる長屋の爺

故郷の酒のシーンとは、白く染まった冬の寒い夜に呑む酒なのである



『舟唄』 矢代亜紀

阿久 悠 作詞  浜 圭介 作曲

お酒はぬるめの 燗がいい 肴はあぶった イカでいい
女は無口な ひとがいい 灯りはぼんやり 灯りゃいい
しみじみ飲めば しみじみと 想い出だけが 行き過ぎる
涙がポロリと こぼれたら 歌い出すのさ 舟唄を


沖の鴎に 深酒させてヨ いとしあの娘とヨ 朝寝する 
ダンチョネ


店には飾りが ないがいい 窓から港が 見えりゃいい 
はやりの歌など なくていい 時々霧笛が 鳴ればいい
ほろほろ飲めば ほろほろと 心がすすり 泣いている
あの頃 あの娘を 思ったら 歌い出すのさ 舟唄を


ぽつぽつ飲めば ぽつぽつと 未練が胸に 舞い戻る
夜ふけてさびしく なったなら 歌い出すのさ 舟唄を



酒と恋と海は「三種の神器」なんでしょうか?(笑)

久々に「故郷」を思い出す記事でした・・・。

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こんばんは

遭遇されたのが、とーぐーでなく秋篠宮両殿下だったのが、素敵だったですね。

私はアホな好奇心から、わざわざ東宮一家(と言いくるめる)三人を見てしまい、なんか奇妙な具合が続いています。

大丈夫なのですが、あの一家(らしい)は強烈でした。

「舟歌」も、いい歌ですね。

いみじみします、真夏に聞いても。

2016/07/23(土) |URL|KUON [edit]

天の怒り

KUONさん こんばんは

那須の辺りでも地震があったとか・・・

天は怒っているのか? などと遠い目で観たりw

この地方は秋篠宮の評判がすこぶる良くて、次期**は是非秋篠宮にという人が多いと感じています

漏れ伝わる草々の声はゆっくりではありますが浸透してきているようです


年頃でしょうか? 最近は演歌が妙にしっくりきます

ジャズを聴いて呑むのもいいが、演歌も良いですよね(笑)

2016/07/23(土) |URL|長屋の爺 [edit]

酒を飲む。

今日は、長屋の爺様、矢代亜紀の舟歌、私もこの歌は好きですね。

私の酒入門は日本酒でした、中学2年、親父が酒飲みでしたので自分もいつかは酒飲みになるとは思っていましたが、、、、中学生で問題を起こし転校、やっかいになった親戚の家がアイスクリーム屋の問屋、家の前が風呂屋で、よく店番をしながら売り上げをちょろまかし、その金をもって屋台のおでん屋で酒を飲んでいました、思いだせばロクな餓鬼ではなかった(笑い)

アルコールと名がつくものはなんでも飲みますが、ジンだけは駄目ですね、どちらかといえばアルコール度数の強い酒が好きですね、営業職で訓練したせいか、酒は飲みますが酒には飲まれません。
ただ、傾向としては飲むと饒舌になってしまい、よく舌禍事件を起こしました(笑い)

いつか長屋の爺様と若い時の話でもしながら、じっくり飲みたいですね、、、、、

2016/07/24(日) |URL|わがまま、親父 [edit]

鬼が笑う来年に

親父さん こんばんは

私の父も大酒呑みで、酒だけは呑まないでおこうと思っていましたが、気づけば自分も呑むようになってました(笑)

鬼が笑うかもしれませんが、来年はゆっくりと話がしたいですね
私は酒が好きなのではなく、酒を呑む空間が好きなのかもしれませんが
呑まれたことも、乱れた事もないのが小さな自慢です。

2016/07/24(日) |URL|長屋の爺 [edit]

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